カルデラ先生

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その先生は頭頂部が

ザビエルのように禿げていた

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その先生は

カルデラ先生と

生徒たちに親しみを込めて

呼ばれていた

 

その先生の社会の授業が大好きだった

 

先生は手作りのガリ

(トレーシングペーパーに尖ったペンで穴を開けながら書くプリント)

をたくさん作って配ってくれた

 

そのプリントも大好きだったが、

私が一番その重松一朗先生から

学んだこと、魂に刻んだことは

 

 

「自分たちの世代は大変な時代から

 恵まれた世の中になったからいいが、

 

 今の子たちは

 生まれた時からものがあるのが当たり前だ。

 

 その子たちが

 もし、また物の無い厳しい世界に戻ったら生きていけるのか、わたしはとても心配している」

 

と授業でつぶやいた一言だ。

 

先生は

戦争を経験されている。

 

戦争に兵士として行ったことはないが、

普通に友だちと話しながら歩いている

最中、空襲にあって、

さっきまで元気だった横にいた友だちが死に、

自分は生き残った話をしてくれた

 

とてもリアリティがあった

 

今のこの平和や

普通の生活は

当たり前のものではなく

もしかしたら、

生きている間に

失ってしまうこともあるのかもしれない

 

と、

当時中二だった私は

心に刻んだ

 

現在の平和、

豊かな生活は、

50年前、70年前、100年前に

未来に豊かな日本を残そうと

生きた

がんばった

人の願いで作られている

 

私たちは

未来に何を残して死んでいくのか

 

100年後の夢はありますか??

 

 

 

祈りの力✨

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以前、島根県松江の山に登った時に

会った方から聞いた

ちょうどはじめの小惑星探査機「はやぶさ」が、

小惑星イトカワ」から太陽系の始まりの

サンプルを採取することに成功して

地球に戻ってきた、と日本が沸いていた頃

 

はやぶさが、帰ってくる時

 の逸話を知ってるか?

 

 はやぶさはいろいろなトラブルが起こってしまい、戻ってくるのは絶望的だったんだ

 そして最後はカギとなる“中和器”が頼り

 

 その“中和器”と同じ名前の神社が岡山県にあると

 いうことで、プロジェクトの方々はわざわざ岡山県の中和神社に来られて祈ったそうだ

 そうすると、奇跡的にエンジンが蘇って

 働き、無事帰ってこれたんだ

 

 最先端のすばらしい科学者たちは

 自分の能力や技術だけだはなく、

 

 祈りにも力があることを

 ちゃんと知ってるんだ」

 

というお話でした!

 

その時2010年ごろだったと思います

正直驚きました

 

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私たちの国日本では

天皇陛下が毎年新年に

 

 

四方拝」という

祈りを捧げてくださっていると

赤塚高仁隊長から教えていただきました。

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私たちが炬燵や

布団の中でぬくぬくとしている間

 

天皇陛下は寒い寒いところで

私たち国民に災いが降りかからぬよう、

もし、くるとしたら、

 

国民ではなく

私の身にまず起こしてほしい

と祈りを捧げてくださっている

 

と聞き、

胸がいっぱいになった

 

毎年新年に

わが国の総理大臣も

伊勢神宮で国の安泰の祈りを

捧げてくれているそうだが、

 

たまたまかもしれないが、

それが行われなかった過去の年に

日本に大きな災害が起こっているそうだ

 

先日訪れさせていただいた

弊立神宮神宮の宮司様がこう話されていた

 

『大祓祝詞』を、最近唱えられる方も

増えていると聞きます

 

もしこれから唱えられる機会があるとしたら

天に向かって

いつも祈ってくださっている

天皇陛下に代わって今日は唱えさせていただきます、

という気持ちで、行ってください

 

と言われていた

 

私たちも、

ともに

日本国の安泰を、

天地の彌榮を、

祈っていこう✨

 

微力ではあるが、

無力ではない

 

今日2/21は、

はやぶさの産みの親

糸川英夫博士が

天に還られた日だそうです。

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糸川先生が育ててくださった

赤塚高仁先生から

たくさんの大切なことを

学ばせていただいています

ありがとうございます🙏✨

外から知る日本

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フランス国営文化🇫🇷放送プロデューサー

初代シャルル・ド・ゴール研究所理事長を

勤められた

オリヴィエジェントルマ博士の著書

 

『日本待望論 愛するゆえに憂えるフランス人からの手紙』

 

諸宗教の間の分類や宗教戦争に慣れっこになった西洋人は、

日本を知って、

そこでは一人の人間が同時に神道と仏教の信徒足りうると聞いて、

まず仰天の感情を隠し得ないでしょう。

(中略)

結婚は神式、葬式は仏式、

お寺の境内に鳥居が立ったり

菩薩が神になったりという奇天烈さを、

どう説明すべきか、

いよいよでんぐりがえるかもしれません。

 

要するに、

皆さん日本人にとって当たり前のことが

海の向こう側に生まれたものにとっては

どんなに場違いか、

ということです。

 

つまり、

われわれ西洋人の精神構造は

『対立』に基づき、

あなた方日本人の精神構造は

『和合』に基づいています。

 

願わくは、この特異性を保持せられんことを!

 

破壊せずに統合する能力は、

セクト主義が猖獗を極めつつある時代において、

絶対不可欠なる特質だからであります

 

ここ数年来というもの、

あなた方のことを考えては、

私は驚きを禁じ得ないでまいりました。

 

なぜ皆さんが、

自分自身について疑い、

ルーツから遠ざかっていらっしゃるのか、

理解に苦しむのです。

 

日本の皆さんは、

人類史上最大のf:id:mugiwaranosana:20210220225006j:image

精神文化の一つの継承者です。

 

なぜこの気概を、

あらゆる領域で

積極的に発揮しようとはなさらないのですか

 

(引用ここまで)

 

私たちは

自分たちの持っている

稀有なものを知らなすぎる

 

当たり前すぎて

 

しかし、もし

私たち日本人が

これを失ってしまったら、、

 

異なるものをもまた

受け入れ

元々あったものと和合してきた

大いなる自然にも似た

 

世界に無二の

私たち自身を

まず知ろう

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小倉っ子純情

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小倉名物太鼓の祇園

ヤッサヤレヤレヤレ

 

小倉の祇園太鼓

 

両面打ちで、

片方はリズムを取る

片方は乱れ打ち

 

毎年小倉城の元で7/20前後にお祭りがあります。

子どもの頃とても楽しみでした✨

 

ぜひ、小倉祇園太鼓

見にいらしてください!!

 

ところで

 

明治生まれの人みたいね😆

 

と、昭和の時代に

クラスメイトから

言われたわたし。

 

なんで?

 

と聞くと、

「苦しい、とか、嫌だとか言わないから」

「ガマン強いから」

との答え

 

ふむふむ、、

そうなのかー

 

そのルーツはどこから⁉︎

 

探ってみたところ、

これかなー??

 

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♪小倉生まれで玄海育ち

   口も荒いが気も荒い〜♪

の「無法松の一生

 

大切な想いを秘めて、

大切な人を守る

守り抜く

「忍ぶ恋✨」

 

そんな無法松がステキだと

思ったからかな。。

 

いつ見たんだろう、、

たぶん小学校のとき

いつかははっきり覚えていない。

が、

 

想いを秘める、

が切なくて、美しいと思った

 

大学生になって、

大好きだった男性が、

「自分が好きな映画に一緒に行こう」

毎年連れて行ってくれた映画は🎬

 

「寅さんシリーズ」

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寅さんも

自分の幸せ以上に

相手の幸せを心から願い

 

風のように去っていく

ステキな方でした✨

 

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キャプテンハーロック

メーテル、鉄郎も小倉生まれ😊✨

 

 

生まれて初めて古典に出会った時

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私が生まれてはじめて

出会った古典文学は

平家物語」だった

 

前文を暗記しなさいと言われ

暗記した

 

音が入ってきた

美しい調べー✨

 

そして

自然に思ったこと

 

諸行無常の響き

盛者必衰の理

猛きものもついには滅びぬ

 

ひとえに

風の前のチリに同じ

 

前文の言葉を読むうちに、

ある考えが入ってきた

 

この世のものはただ一つとして

ずっと同じ形でいるものはない

 

だから苦しいことも

悲しいことも

いつかは変幻していくのがこの世の常だ

 

だから

大丈夫

 

何が起きても生々流転

 

 

 

「ひょうふっとぞ、うったりける」

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という那須与一の段の

言葉の美しさにも

うっとりした厨二病の私でありました😅とさ

外国で自分を知る話 〜GODとかみさま

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境野勝悟先生から伺った

 

日本人が「GOD」を「カミ」

と訳したのは

違ってた、、

 

日本人の使う「カミ」と、

西洋の「GOD」は言葉は

同じ「神」でも、

同じものをさしてないねー

 

と聞いて

あっと思い当たったことがあった

 

それは

オーストラリア🇦🇺にホームステイに行った時のこと、、

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一人暮らしの方の家でのスティだったが、

ある日呼ばれてこう注意を受けた

 

「サナエ、トイレの蓋は使ったあと閉めなさい」と。

 

うちの家はかなり長い間和式のトイレだったためか、

洋式になってすぐに母は私に

トイレの神様が苦しいかもしれないので蓋は普段は開けといた方がいいかもね」と

話をした。

 

その記憶が残っているのだ、と思いついて

それをごめんなさいと謝りながら

笑顔で小さい頃のエピソードを伝えようとしたその時、

「GOD of restroom....」と

言った瞬間、

それまで穏やかでにこやかだった

夫人は、突然烈火の如く

激しい怒りをあらわにした!

 

「GODはトイレなんかにいない!!!!」

 

すみません。

理解していませんでした。

キリスト教徒にとっての

「GOD」を。

 

わたしは平謝りした

 

西洋の「GOD」への

理解がほんとに足りなかったことを心から詫びた。

 

と同時に、

やはりわたしは

いろんなところに神が宿るという

意識を根っこの方で持ち続け、

それをおそれ敬う民族だったと

外国で、

自分を知るのでした。

 

そして、

わたしは根っから日本人であり、

わたしは日本人でよかった、

と思ったのでした。

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千と千尋の神隠しから八百万の神

本がわたしを人間にしてくれた

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わたしの大好きで、

子どもと一緒に見たいドラマ

No.1✨

 

「重版出来」第5話

「運を使いこなせ」

 

いい加減男(と言われている)

高田純次さんが

超真面目な出版社の九慈社長を熱演されています。

 

九慈社長は中学卒業と同時に

行きたかった学びたかった

高校進学を諦めなくてはいけなかった

 

それだけだったら

後年の九慈社長はなかったかもですが、

中学卒業の日にお母さんがお母さん業を

放棄!

恋人とどこかに行ってしまいました

 

ひとりぼっちになってやさぐれながら

炭鉱夫として働き、

博打や酒に溺れる毎日

 

ある日、

金を脅し取ろうとした老人から

「運ば 使いこなせ」

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という言葉により、

田舎町を出て都会へ

 

毎日毎日

食べるためだけに働く日々

 

その時、

俺の郷里の詩人だ、やる

と、

ある詩集をもらう

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もらったのは

宮沢賢治の詩集

 

ただ紙に文字が並んでいるだけなのに、

どうしてこんなに

涙が出るんだ

 

その日から

人生が変わっていく

 

自分の人生を変えてくれた本を出した

出版社に勤めるという目標を達成し、

生き甲斐を感じながらも

付き合いで

博打、酒の日々の中、

 

すごいラッキーな博打当たりの直後に

家族が火事にあう

 

そのことをきっかけに

「どこで運を使いたいかや」

という言葉を思い出して、

酒も、博打もやめ、

贅沢をしない生活を送る

 

それは貧しい気持ちからではなく

 

「自分の運は全部、恩のある

 本の出版に使いたい!」

と決めたから!!

 

世のルール、そういう風になってる!

ということに強烈に出会ったことがある

 

一見損なことは、

すすんでやってると

一番自分が「ここ一番!」と

いうところで神風が吹く✨

 

自分の力だけで

進まない

見えない力の応援がいただける

自分になるとは??

 

このお話

「重版出来」の第5話です

Amazon primeで見れます!

 

子どもと一緒にぜひ

見てみてくださいー

 

この世は

そういう風になってるよなー

という 自分の

ストーリー

思い出すかもです!

 

運は貯められる

運を使いこなせ