外国で自分を知る話 〜GODとかみさま

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境野勝悟先生から伺った

 

日本人が「GOD」を「カミ」

と訳したのは

違ってた、、

 

日本人の使う「カミ」と、

西洋の「GOD」は言葉は

同じ「神」でも、

同じものをさしてないねー

 

と聞いて

あっと思い当たったことがあった

 

それは

オーストラリア🇦🇺にホームステイに行った時のこと、、

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一人暮らしの方の家でのスティだったが、

ある日呼ばれてこう注意を受けた

 

「サナエ、トイレの蓋は使ったあと閉めなさい」と。

 

うちの家はかなり長い間和式のトイレだったためか、

洋式になってすぐに母は私に

トイレの神様が苦しいかもしれないので蓋は普段は開けといた方がいいかもね」と

話をした。

 

その記憶が残っているのだ、と思いついて

それをごめんなさいと謝りながら

笑顔で小さい頃のエピソードを伝えようとしたその時、

「GOD of restroom....」と

言った瞬間、

それまで穏やかでにこやかだった

夫人は、突然烈火の如く

激しい怒りをあらわにした!

 

「GODはトイレなんかにいない!!!!」

 

すみません。

理解していませんでした。

キリスト教徒にとっての

「GOD」を。

 

わたしは平謝りした

 

西洋の「GOD」への

理解がほんとに足りなかったことを心から詫びた。

 

と同時に、

やはりわたしは

いろんなところに神が宿るという

意識を根っこの方で持ち続け、

それをおそれ敬う民族だったと

外国で、

自分を知るのでした。

 

そして、

わたしは根っから日本人であり、

わたしは日本人でよかった、

と思ったのでした。

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