もののけ姫と大祓詞
ジブリ映画で1番好きな映画
自然をあるがままに守り抜こうとする
もののけ姫サンと
山を切り開き、
人間が住みやすいように開拓をして
力の弱いものや病のものにも
道具によって生きる力を与えている
エボシ御前
どっちが善で、どっちが悪か
なんてない
私たちもこうやって
生きてきた
その見る人の心によって
いかようにも受け止められ、
考えさせられる内容が何度見ても
迫ってくる
「一体どうすればよかったのか」と
先日お邪魔させていただいた
熊本県の幣立神宮で
春木宮司さまから伺った
大祓詞のお話の中に
この「天の益人らが過ち犯しけむ 種種の罪ごとは」
とあるのは、人々が知らぬ間に犯した罪
ひとの生活のために山を切り開き、
自然の山や川の姿を変えてしまうこと
悪いことと思ってしていないそれら
人間が生きるために知らず知らずのうちに犯している
罪汚れをも払っていただき
申し訳ありません
と詫びる心のことをここは言っている
と聞き、
もののけ姫とエボシさまのことを思い出しました