『誰も悪くない』

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保健の授業スタート

 

始めに問うのは

健康の概念

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つい、目に見えるものばかりに

目が行きがちだが

 

目に見えないものが

健康を左右することも

あるよね、、

 

ということを

乙武洋匡さん、

大石順教尼さん、

大野勝彦先生、

塩沼亮潤さん、

らの例を挙げながら話す

 

それから今年一年で

学びたいこと、

を聞くが、

 

やはり、感染症について

学びたいという声がある

 

昨年も感染症について

授業をした

 

その中で

「過去の感染症と人類の歴史から学ぶこと」

の題で、課題を出したところ、

 

ヨーロッパで感染症が悪魔付きと見られ

家族全員が焼き殺されたこと

 

天然痘が流行った時、

かかった人を集落の外へ捨てるしか

手がなかったこと

奈良の大仏もその時に作られたこと

 

本当は感染力の弱い癩病の感染者が

人としての尊厳を奪われた歴史

 

エイズへの偏見

 

など、知識がなかったために

また、大勢のムードや流れに思考停止になり

誤った行動をとってしまった

人々の歴史を生徒は調べてきた

 

その中で、

わたしが『これ!いいね👍』と

全員に紹介したものがある

 

それは、

感染症にかかったとしても

 誰も悪くない』

 

と書かれたある男子のカード

 

誰もなりたくてなるわけではない

 

なった人を責めて何が始まる?

 

身近に何もない今のうちに

ちゃんと私たち確認しよう